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仮説の検証後の自己演出2


「如何に信頼感を得て再調整したサービスを訴求していくか」の続きですが、新規事業で信頼を得るためには、導入実績が効果的ですが、そうは言っても無かったり、事情があって公表できなかったりする場合も初期には十分ありえます。そこでウェブサイト上で、企業理念、企業憲章、行動指針などのページを作成し、なぜこのサービスは、信頼に足りうるかの誓いや具体的根拠を示すやり方が考えられます。熱い想いや理想に向って進む行動には説得力があります。また一方、訴求の仕方ですが、テレビの通販番組を見ても分かるように、自信のあるセールスポイント1つか2つに絞って深く掘り下げるアプローチが重要です。サイト上であれもこれも均等に説明しているようだと、結局、何も印象に残らなかったという結果になりかねません。数あるサービス特徴の中で、仮説検証作業の中で、フォーカスすべきアピールポイントが見えてくると思います。その訴求点を全面に出すようなサイトのレイアウトやキャンペーンなどを考えることが必要です。演出としては、開発者のインタビューという形でその特徴について語ってもらうのも面白いと思います。戦略立案者にはウェブサイトに来てもらったターゲットを惹きつける演出の得手不得手が問われます。

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