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受注は上り調子の時に


「試合は生き物だ」とスポーツなどでは言われたりします。様々な相手・時間帯などがありそれを選手が感じ、流れに対応していくことが大切だということを表現している言葉だと思います。営業にも同じようなことが言えます。担当者との相性、時間の経過、流れを変える一言など、受注確実と感じる交渉にでも、ちょっとした言動や行動で一気にひっくり返ったりします。「受注は上り調子の時に」という個人的な格言があります。「いいサービスだね」「気に入った」「金額はそれでいこう」など、先方としても導入意欲十分で、受注間近と周りのだれもがそう思っていたところに、タイミング悪く、お盆や、正月休みになることがあります。休み明けに「再度、検討の余地が出てきてね・・・」そんな歯切れの悪い言葉を聞くことは珍しいことではありません。物事には、タイミングや勢いが必要なのです。本当にお客様にとって有効で自信のある良いサービスであれば、機を逃さずレールを敷くのも後々にお客様に感謝される営業の役割だと思います。甲斐武田家の軍旗として名高い『風林火山』の「其疾如風」、営業においてスピードは重要なファクターだといえます。

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